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十二か月の花と、札に込められた意味

読了の目安:約8分

花札の絵は、日本の四季と行事を、1年ぶん並べたものです。松から桐まで、月ごとの花と、札に描かれたものの意味を見ていきます。

月と花の対応

花札の「月」は、いまの暦ではなく、旧暦の季節感にもとづいています。そのため、いまの暦の月とは、ひと月ほどずれています。たとえば、3月の桜は、いまの暦では、4月ごろに咲く花です。

旧暦の月は、いまの暦より、およそ1か月前後、遅れて始まります。札の月と、花の季節がずれて感じられたら、このためです。

一覧

月花札
1月松松に鶴(光)・松に赤短・カス2枚
2月梅梅に鶯(タネ)・梅に赤短・カス2枚
3月桜桜に幕(光)・桜に赤短・カス2枚
4月藤藤にホトトギス(タネ)・藤に短冊・カス2枚
5月菖蒲菖蒲に八橋(タネ)・菖蒲に短冊・カス2枚
6月牡丹牡丹に蝶(タネ)・牡丹に青短・カス2枚
7月萩萩に猪(タネ)・萩に短冊・カス2枚
8月芒芒に月(光)・芒に雁(タネ)・カス2枚
9月菊菊に盃(タネ/カス)・菊に青短・カス2枚
10月紅葉紅葉に鹿(タネ)・紅葉に青短・カス2枚
11月柳柳に小野道風(光)・柳に燕(タネ)・柳に短冊・カス1枚
12月桐桐に鳳凰(光)・カス3枚

光・タネ・短冊・カスの区別は、はじめての花札で説明しています。札の絵をタップすると、大きな画像が開きます。

1月:松

正月の門松。長寿を表す鶴が描かれます。赤短には「あかよろし」の文字が入ります。

松に鶴

松に鶴光

新年の松に、長寿の鳥・鶴。赤い日輪を背にした、いちばんおめでたい光札です。

松に赤短

松に赤短タン

松に赤い短冊。「あかよろし」と書かれます。赤短(松・梅・桜)の1枚です。

松のカス

松のカスカス

鳥・動物や短冊のない、松の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

松のカス

松のカスカス

鳥・動物や短冊のない、松の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

2月:梅

早春を告げる梅と鶯。赤短には、松と同じく「あかよろし」と書かれます。

梅に鶯

梅に鶯タネ

梅の枝にとまる鶯。春の訪れを告げる、定番の取り合わせです。

梅に赤短

梅に赤短タン

梅に赤い短冊。松と同じく「あかよろし」と書かれ、赤短の1枚です。

梅のカス

梅のカスカス

鳥・動物や短冊のない、梅の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

梅のカス

梅のカスカス

鳥・動物や短冊のない、梅の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

3月:桜

お花見の幕が張られた桜。赤短には「みよしの」と書かれます。

桜に幕

桜に幕光

お花見の幕が張られた桜。「花見で一杯」の相方になる光札です。

桜に赤短

桜に赤短タン

桜に赤い短冊。「みよしの」と書かれ、赤短の3枚目です。

桜のカス

桜のカスカス

鳥・動物や短冊のない、桜の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

桜のカス

桜のカスカス

鳥・動物や短冊のない、桜の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

4月:藤

垂れ下がる藤の花と、初夏を告げるホトトギス。

藤にホトトギス

藤にホトトギスタネ

垂れ下がる藤の花と、初夏を告げるホトトギス。

藤に短冊

藤に短冊タン

藤に短冊。赤短にも青短にも入らない無地の短冊です。タンの枚数には数えます。

藤のカス

藤のカスカス

鳥・動物や短冊のない、藤の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

藤のカス

藤のカスカス

鳥・動物や短冊のない、藤の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

5月:菖蒲

アヤメの花と、橋が八つに折れる「八橋」。端午の節句の頃の花です。

菖蒲に八橋

菖蒲に八橋タネ

アヤメの花と、橋が八つに折れる「八橋」の風景。古い物語の一場面を描いたものです。

菖蒲に短冊

菖蒲に短冊タン

菖蒲に短冊。赤短にも青短にも入らない無地の短冊です。

菖蒲のカス

菖蒲のカスカス

鳥・動物や短冊のない、菖蒲の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

菖蒲のカス

菖蒲のカスカス

鳥・動物や短冊のない、菖蒲の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

6月:牡丹

「花の王」とも呼ばれる牡丹と、舞う蝶。

牡丹に蝶

牡丹に蝶タネ

「花の王」とも呼ばれる牡丹に、舞う蝶。猪鹿蝶の「蝶」にあたります。

牡丹に青短

牡丹に青短タン

牡丹に青い短冊。青短(牡丹・菊・紅葉)の1枚です。

牡丹のカス

牡丹のカスカス

鳥・動物や短冊のない、牡丹の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

牡丹のカス

牡丹のカスカス

鳥・動物や短冊のない、牡丹の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

7月:萩

秋の七草のひとつ、萩。野を駆ける猪が添えられます。

萩に猪

萩に猪タネ

秋の七草のひとつ、萩に、野を駆ける猪。猪鹿蝶の「猪」にあたります。

萩に短冊

萩に短冊タン

萩に短冊。赤短にも青短にも入らない無地の短冊です。

萩のカス

萩のカスカス

鳥・動物や短冊のない、萩の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

萩のカス

萩のカスカス

鳥・動物や短冊のない、萩の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

8月:芒

すすきの野に満月。お月見の頃の風景で、雁が渡っていきます。

芒に月

芒に月光

すすきの野に浮かぶ満月。「月見で一杯」の相方になる光札です。

芒に雁

芒に雁タネ

月の空を渡っていく雁。秋の夜の風景です。

芒のカス

芒のカスカス

鳥・動物や短冊のない、芒の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

芒のカス

芒のカスカス

鳥・動物や短冊のない、芒の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

9月:菊

重陽の節句は「菊の節句」。盃を傾けて長寿を祝います。

菊に盃

菊に盃タネ

菊の花に盃。長寿を祝う重陽の節句(菊の節句)にちなみます。タネとカスの両方に使え、「花見で一杯」「月見で一杯」の相方でもあります。

菊に青短

菊に青短タン

菊に青い短冊。青短の2枚目です。

菊のカス

菊のカスカス

鳥・動物や短冊のない、菊の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

菊のカス

菊のカスカス

鳥・動物や短冊のない、菊の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

10月:紅葉

色づく紅葉の下の鹿。見向きもしない鹿の姿から、「しかと(無視)」の語呂合わせで語られることもあります。

紅葉に鹿

紅葉に鹿タネ

色づく紅葉と鹿。猪鹿蝶の「鹿」にあたります。

紅葉に青短

紅葉に青短タン

紅葉に青い短冊。青短の3枚目です。

紅葉のカス

紅葉のカスカス

鳥・動物や短冊のない、紅葉の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

紅葉のカス

紅葉のカスカス

鳥・動物や短冊のない、紅葉の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

11月:柳

雨の柳。平安時代の書家・小野道風が、柳に飛びつく蛙を見て発奮した故事にちなむ札です。

柳に小野道風

柳に小野道風光

雨の柳と、傘をさす人物。平安時代の書家・小野道風が、柳に飛びつく蛙を見て発奮した故事にちなみます。「雨」の札とも呼ばれ、三光には数えません。

柳に燕

柳に燕タネ

柳の枝を飛ぶ燕。

柳に短冊

柳に短冊タン

柳に短冊。赤短にも青短にも入らない無地の短冊です。

柳のカス

柳のカスカス

鳥・動物や短冊のない、柳の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

12月:桐

桐の木に、瑞鳥の鳳凰。1年の締めくくりの札です。

桐に鳳凰

桐に鳳凰光

桐の木に、めでたい鳥・鳳凰。1年の最後を飾る光札です。

桐のカス

桐のカスカス

鳥・動物や短冊のない、桐の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

桐のカス

桐のカスカス

鳥・動物や短冊のない、桐の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

桐のカス

桐のカスカス

鳥・動物や短冊のない、桐の絵柄が中心の札。花合わせでは1枚1点。こいこいでは、10枚そろえて、やっと1点(カス)です。

札の絵を、ゲームで見る

「こいこい」「花合わせ」では、これらの札を、花札のキャラクターたちと一緒に楽しめます。12か月に1人ずつ登場するキャラクター紹介もご覧ください。

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